自分、会社、福島、日本のこれからを考える

今月初旬ほぼ1年ぶりに東海道新幹線に乗った。

少しずつ新型コロナウィルスの第3波がやって来たといわれ始めた頃だったが、夏から計画していたこともあり、感染対策は怠らずに過ごしたので新装HPのブログ第1回目として載せることにした。

2回目は、その後のことを書こうと思う。

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静岡駅を過ぎて暫くして雲ひとつない晴天の中、新幹線は走る。

もう少し早く雲が切れたら富士山が見られたのにと思うのは、東北人だからか。

私はどこへ向かって生きているのだろう。

一級建築士としての本業と共に並行して非営利の活動をしている。

東日本大震災が私を非営利活動に向けさせた動機であるが、進むべき道は間違ってはいなかったと思う。

震災から間もなく10年が経つこの時、今後どうして生きていくか改めて自分を見つめてみる時間が欲しいと思った。

先日、NPO法人(特定非営利活動法人)の仲間との話の中で、西日本のNPO法人の動きは活発で東日本とは違うと話があった。

日本における産業が興った場所は大半が西日本であり、歴史もまたそうだ。

江戸時代以降は東日本の方に中心が移りつつあるが、たかだか400年である。

西日本の各地には、日本という国を感じさせる深い意味を感じさせるところがある。

その中でも私の中で古都 京都は別格。

歳をとるごとに、京都で感じるものが変化してきたと感じる。

人間の本質は、時代が変わってもどんなに科学技術が発達しても変わらない。

変わらない中で1100年間、日本の中心であった京都から何かを感じられるのではないか?

自分の生きる道に、ヒントを与えてくれるのではないか?と京都を訪れている。

日本はどうあるべきか、福島はどうあるべきか、私はどうあるべきか、京都にいる数日間、どっぷり思索に耽りたい。